2023-02

コロナ禍と社会

笑えない! 「マスク」のコンプレックスを隠すツール化。今やマスクは個性なのだ

マスクの「顔パンツ化」 ◆「遠くよりマスクを外す笑みはれやか  富安風生 」 やっとここまできた。この句が似合うこの頃と思いきや、そうは簡単にいかないこともあるそうだ。 「醜形恐怖症」 ◆「醜形恐怖症」という病気があるそうだ。 ...
ブログ

無理しても目線を転じ「柔軟心」を心かけると、すぐそばの「釈迦牟尼仏」が見えてくる

柔軟心(にゅうなんしん)のすすめ ◆忙しいときほど、凝り固まった心をできるだけ柔らかくして、まわりをゆっくり見渡してみよう。 ちょっと変えたら ◆「柔軟心」を教える相田みつをさんの詩がある ちょっと変えたら    相田みつを...
いのち

「騎牛求牛」求めるものは外にではない。いつでも手の内にあるのだぞ。

板橋興宗禅師の極楽のお話 ◆幸せはどこにあるのだろう。板橋興宗禅師に「西方十万億土の極楽のお話」がある。 極楽を目指した男 ◆本日の輪橋山徒然話は、西方十万億土の極楽(幸せ)を目指した男の話だ。   西方十万億土の極楽 ...
ドラマに学ぶ

藤沢周平さんも山田洋二監督も女性を描く名手 「隠し剣 鬼の爪」は身分違いの純愛話

「身分違いの純愛物語」 ◆今日は、「秘剣」と「純愛」の話だ。傑作「たそがれ清兵衛」に続く、「隠し剣 鬼の爪」だ。監督・脚本は山田洋二、原作は藤沢周平。舞台は幕末の海坂藩である。私は、これが一番好きだ。                  ...
ブログ

自らを「パーキンソン病のキーパーソン」永六輔さんが語る「高碕達之の荘川桜」

「便利が不便」の開発という名の破壊 ◆便利になって、よけい不便になることがある。本末転倒だ。 永六輔さんと荘川桜 ◆永六輔さんの晩年は、自らを「パーキンソン病のキーパーソン」と笑い飛ばして旅をした。自身、満身創痍だった。足首を...
いのち

「遺体」は「ゆいたい」とも読む。これを相田みつをさんの「命のバトン」で考える

遺体と死体と命のバトン 過去無量の いのちのバトンを受けついで いま ここに自分の番を生きている ◆今回の輪橋山徒然話はこの「いのちのバトン」について考える。 死体と遺体の区別 ◆犯人は「死体」で被害者は「(ご)遺体」。もし...
いのち

人生の約1/10は「要介護」になる日本人と「ピンピンコロリ」のアホウドリ

アホウドリというけれど ◆アホウドリと見下した言い方は本当に失礼だ。英語では、「albatross(アルバトロス)」と呼ぶ。 ゴルフで3打少なく打つことをアルバトロスというが、これはアホウドリが翼と風を巧みに利用して、羽ばたくことなく何時...
ことば

一度ついたレッテルは剥がれない 例えば、「狂癡愚」は最高の境地を示す漢字なのだ

「狂」「癡」「愚」 ◆取り扱い注意の3文字が今日の主役だ。 白川静先生の「ひいき」3文字とは ◆何か新年にあたりよい言葉はないかと思って探していたら一つのコラムが目に止まった。平成14年1月3日の天声人語だ。「狂」「癡」「愚」を漢...
ブログ

誰でも いつでも 短時間でできる 清々しく生きるための付箋写経のすすめ 

付箋写経のすすめ ◆私には、「写経のすすめたい」という願いがある。写経をすることは、心が波立つとき、心を鎮め・保ち、毎日を清々しく生きるための「術(すべ)」になると思うからだ。しかし、忙しい毎日の生活の中での、例えば「般若心経」をやり続け...
いのち

まさかの薬不足と「血圧の薬はのみだしたら一生続けないといけない」理由

「そもそも血圧の薬とは」 今日の輪橋山徒然話は、「薬喰ひ」と「薬不足」。 「薬喰ひ」 ◆「薬喰ひ」は冬の季語である。しかし、薬は飲むもので、薬を喰ひ・食うとはいかなることであろうか。蕉門十哲の一人。江戸時代前期の俳諧師、各務支考に...