2023-12

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「閾値」のとは、ある一定の値以上で影響があり、それ以下では影響がない境界の値のことだ。

輪橋山徒然話 2023-12-26 「貴方と私それぞれに閾値があるのです」 ◆さて「閾値」を読めただろうか。 ◆まず、「閾」は門の敷居を表す漢字だ。内と外の境界。しきりという意味である。 ◆調べてみると、音読みが「いきち」、訓読みで「...
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感情は「伝染」するものだ。喜びも悲しみも上機嫌も不機嫌も人から人へと感染していく。

輪橋山徒然話 2023-12-18 『幸福論』(アラン)』幸せも悲しみも上機嫌も不機嫌も「伝染る」ということ ◆フランスの哲学者であるアランの『幸福論』には、感情とは「伝染」するものだとある。だから、喜びも悲しみも上機嫌も不機嫌も人から...
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「Yes,」で共感し「but」で意見を述べることが大事だ。その「Yes」はお国訛りが柔らかくていい。

「Yes,」の相槌と共感力と方言 ◆相手の気分を害することなく自分の意見を伝えることは難しい。相手に「でも」などと返されると言わなければよかったと思うことも多い。皆さまはそんなことはないだろうか。 ◆反対に自分の「でも」について...
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ピカソの魅力は際立たせたい個性のために、必要でないものを削り落としていく「引き算の美学」だ。

「引き算の美学。これが ピカソだ」 ◆加える芸術と引く芸術、足し算の美学と引き算の美学という両方の言葉がある。 ◆たとえば、洋食は「足し算」にある。基本の具材にスパイスやワイン、ハーブなど、味と香りをどんどん「足し」 重ねること...
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「ヤシの木の下」で昼寝をする男とアメリカ人の幸福論とイグノーベル賞の慧眼。

◆「人間の幸福とはなにか」の答えの一つとして、次の寓話がよく知られている。 ヤシの木の下で昼寝をする男 ◆「ヤシの木の下」で昼寝をする男とアメリカ人の幸福論 ここは、ある南の国。登場人物はアメリカ人と現地人。 ヤシの...