朝四時半の住職の話

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「新妻に捧げる歌」の作詞は、中村メイコさん。作曲は神津善行さんだ。幾つになってもお似合いなお二人だ。

2024-4- 19 「最期は夫に抱かれ-女優の幕の引き方-」 「新妻に捧げる歌」 しあわせを もとめて ふたりの こころは よりそい 結びあう 愛のともしび 悲しみを なぐさめ よろこびをわかちあう ふたりで歌う 愛...
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何も持たない自分が這い上がるにはどうすればいいか。ボクシングしかないと思っていたそうだ。

輪橋山徒然話  2024-3-21. 「あげっぱなしの愛を慈悲という」 ◆何も持たない自分が這い上がるにはどうすればいいか。ボクシングしかないと思っていたそうだ。なぜなら、体一つで戦えるからだ。試合の前評判はいつも劣勢。試合も劣勢...
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14歳の柳橋佐江子さんからお母さんへの手紙だ。この手紙の3日後に十何時間もの大手術を控えていた。

◆「365×14回分のありがとう」を読んでみようと思う。中学生の道徳教材だ。 ◆この教材は14歳の柳橋佐江子さんからお母さんへの手紙だ。柳橋佐江子さんはこの手紙の3日後に十何時間もの大手術を控えていた。 ◆手紙の主、柳橋佐江子さ...
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「誑(たぶら)かす」とは、誘惑して本心を失わせること。この語の語源は「戯れて、そして転がす」だ。

輪橋山徒然話 「誑かす」 2023/9/29 ◆「誑(たぶら)かす」とは、誘惑して本心を失わせる。甘言でだます。また、色じかけでだます。すかす。たらす。この語の語源は「戯れて、そして転がす」だ。 ◆誑かすには「狂」が入っている。...
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「男はつらいよ 寅次郎な忘れな草」はシリーズ11作目だ。ヒロインは浅丘ルリ子さん。

輪橋山徒然話 「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」 2023/9/27 ◆アメリカでは「祖父母の日」といったイベントで、「忘れな草」をプレゼントするのが定番となっているそうだ。この花は、日本でも徐々に敬老の日のプレゼントに選ばれる植物の候...
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扇子を持ち、赤い服を着て皆さんを笑わせるこの方は漫談家の「綾小路きみまろ」さんだ。

輪橋山徒然話 2023-1-8  自分の器 ◆「しょせん幸せなんて自己申告」(2017 朝日出版)はこんな文章で始まっている。 若い頃はよく愚痴をこぼしていました。 あれから40年、今はご飯をこぼすようになりました。 時が経...
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「若者は知らない人とは、喋りたがらない」と阿川佐和子さんは言う。

橋山徒然話2024-2-25. 「できれば人と喋らない」人見知りの文化 ◆「若者は知らない人とは、喋りたがらない」と阿川佐和子さんは言う。 ◆その理由の一つは携帯電話にあるという。 かつてどこの家にもあった家電話には番号表...
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「あれがなければ、やはり、あれはなく、これがあるから これが生まれる」について考えた。

橋山徒然話 「縁」 2023/10/3 寂聴さん曰く、私達が生きて暮らしていけるのも、無数の「縁」のお計らいです ◆「お計らい」とはその「縁」導きのことである。だから、全て自分の力であるなどと自惚れてはいけない。 ◆「縁」...
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クラウディアは愛する人と別れても、その人の幸せ、その家族の幸せに、満足と感謝を感じたことだろう思う。

輪橋山徒然話 「クラウディアの慈愛」 2023/10/5 ◆「慈」とは、抜苦(ばっく)の心。苦しんでいる人を見ると、じっとしておれない心。何とか苦しみを抜いてやりたいと思う心だ。 ◆「愛」と「慈愛」は次のように区別される。 ...
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運命は「自分」で変えるもの。「あきらめない」ことより、「“ing”~し続ける」ということが大事。

輪橋山徒然話 「“ing”し続けること」 2023/10/4 ◆運命は「自分」で変えるものなのだという。そのためには、まず、「自分が何者かがわかっていなければならない」と瀬戸内寂聴さんは言う。そして、残念なことに現実の社会にあっては「自分...