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「牛をすられた農夫」は「因小失大」。目先の利益に目がくらみ、全てを失う話だ。

橋山徒然話「因小失大」(小に因よりて大を失うしなう) ◆「因小失大」「目先の利益に目がくらみ、全てを失う」話だ。 ◆盗賊、雲霧仁左衛門はいつもこの手でお宝を手にいれる。そう人間の性と言うべき「欲」に。 ◆雲霧の作者(池波正...
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シェル・シルヴァスタインの「おおきな木」と佐野洋子さんの「おぼえていろよおおきな木」の話をしよう

2023-12-20 輪橋山徒然話 二つのおおきな木の話をしようか ◆二つの木の話を読んだ。 ◆一つは、「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン作の絵本。 リンゴの木と少年は友達だった。 ともに遊び、心を通わせていた。 ...
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「幸福」は一人にいくつも「与えられている」ということ教えているのが「青い鳥」の話だ。

輪橋山徒然話  2023-12-21 青い鳥 ◆誰にでも幼き日に読んでもらった絵本の思い出があると思う。今朝は「青い鳥」のお話だ。 ◆主人公はチルチルとミチル。クリスマス・イブの夜、二人は、老婆の姿をした妖精ベリリュンヌに頼まれ...
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母は不幸の中で悲しんでばかりもいなかった。脚本家の市川森一さんのサラトリウムの別れより

輪橋山徒然話 「悲しんでばかりもいなかった」2023-12-22 ◆脚本家の市川森一さんの「悲しんでばかりもいなかった」について書かれたノンフィクション作家//評論家上坂冬子さんの言葉について考えた。 《1日1篇人生を成功に導く36...
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トルストイが、自著「懺悔」に引用しも“これ以上、人間の姿を赤裸々に表した話はない”驚いた例え話

◆お寺のサザンカは真っ白だ。雪に似合う。母が大事にしていたこの花。今年も健気に咲いている。 輪橋山徒然話 「人間の姿を赤裸々に表した話と戒め」 2023-12-25 ◆トルストイが、自著「懺悔」に引用しも“これ以上、人間の姿を赤...
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「家でおとうさんもこうして食べている」と成り立たない給食指導と責任転嫁の謝罪会見

輪橋山徒然話 2023-12-23「お父さんも持たないよ」 ◆子どもの頃も、教員になってからも給食指導で「手で食器を持つ」のは当たり前のことだった。 ◆食器を持たずに食べている子に、「手」というだけで1年生でも「あっ忘れていた」...
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最後には「それってあなたの感想ですよね」「だから、なんですか」それって感想ですね」「はい、論破!」

「それって感想ですね」「はい、論破!」 ◆「はい、論破!」という言葉があるそうだ。 ◆議論で、相手の言い分を言い負かした時に発する言葉だそうだが、驚くのは。この人を揶揄する言葉を子どもが使っているということである。 ◆昨日...
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お釈迦さまは聞いた。「そなたは、どのような女性になりたいのですか」玉耶姫の話

そなたは、どのような女性になりたいか ◆「仏説玉耶女経」というお経がある。1,500字に満たない短経だ。 ◆中身は、大変な悪妻がお釈迦さまの教えによって良妻賢母に生まれ変わったという話なのだ。江戸時代までは上流家庭では、嫁ぐ娘に...
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「退屈」は本来の目標に、再チャレンジし精進してこそのみ解決されるのだ。

退屈はスマホやゲームで解決されるものではない ◆一日5時間以上スマホやテレビなどのスクリーンを見ている人は、48%が自殺願望を抱いたことがあるという調査結果がある。一日1時間以内それは28%であるので、およそ2倍の数字になっている。 ...
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「ハイッ、よろこんで」は、気難しい相手に飛び込む魔法のことばなのかもしれない。

「ハイッ、よろこんで」は魔法の言葉    2024-1-5 ◆粋な板前さんはどうしているのだろう。 ◆その板前さんは、注文すると首をちょっと動かして「ハイッ、よろこんで」と言った。たぶん、どんなつまらないことでも「ハイッ、よろこ...