ブログ

自らを「パーキンソン病のキーパーソン」永六輔さんが語る「高碕達之の荘川桜」

「便利が不便」の開発という名の破壊 ◆便利になって、よけい不便になることがある。本末転倒だ。 永六輔さんと荘川桜 ◆永六輔さんの晩年は、自らを「パーキンソン病のキーパーソン」と笑い飛ばして旅をした。自身、満身創痍だった。足首を...
いのち

「遺体」は「ゆいたい」とも読む。これを相田みつをさんの「命のバトン」で考える

遺体と死体と命のバトン 過去無量の いのちのバトンを受けついで いま ここに自分の番を生きている ◆今回の輪橋山徒然話はこの「いのちのバトン」について考える。 死体と遺体の区別 ◆犯人は「死体」で被害者は「(ご)遺体」。もし...
いのち

人生の約1/10は「要介護」になる日本人と「ピンピンコロリ」のアホウドリ

アホウドリというけれど ◆アホウドリと見下した言い方は本当に失礼だ。英語では、「albatross(アルバトロス)」と呼ぶ。 ゴルフで3打少なく打つことをアルバトロスというが、これはアホウドリが翼と風を巧みに利用して、羽ばたくことなく何時...
ことば

一度ついたレッテルは剥がれない 例えば、「狂癡愚」は最高の境地を示す漢字なのだ

「狂」「癡」「愚」 ◆取り扱い注意の3文字が今日の主役だ。 白川静先生の「ひいき」3文字とは ◆何か新年にあたりよい言葉はないかと思って探していたら一つのコラムが目に止まった。平成14年1月3日の天声人語だ。「狂」「癡」「愚」を漢...
ブログ

誰でも いつでも 短時間でできる 清々しく生きるための付箋写経のすすめ 

付箋写経のすすめ ◆私には、「写経のすすめたい」という願いがある。写経をすることは、心が波立つとき、心を鎮め・保ち、毎日を清々しく生きるための「術(すべ)」になると思うからだ。しかし、忙しい毎日の生活の中での、例えば「般若心経」をやり続け...
いのち

まさかの薬不足と「血圧の薬はのみだしたら一生続けないといけない」理由

「そもそも血圧の薬とは」 今日の輪橋山徒然話は、「薬喰ひ」と「薬不足」。 「薬喰ひ」 ◆「薬喰ひ」は冬の季語である。しかし、薬は飲むもので、薬を喰ひ・食うとはいかなることであろうか。蕉門十哲の一人。江戸時代前期の俳諧師、各務支考に...
バイアス

マメな性格のAB型で納得、B型を読んで仰天した絶対当たる占いの秘密

絶対にはずれない占いの秘密 ◆人間のバイアスについてのサイトがある。錯思コレクション100という。そこに「血液型占い」の考察があった。 血液型占いの実際 ◆さっそくやってみる。AB型のボタンを押すと画面に次の文があらわれた。 ◆...
ことば

「越後屋、お前も姑息なやつじゃのう」これでは、「姑息」の使い方が❌だ

「姑息」と「小癪」 本日は姑息と小癪、似てはいるが全く異なる意味をもつ二つの熟語について考えたい。 「省略する」と「割愛する」は誤用漢字の代表 ◆以前「省略する」と「割愛する」の違いについて書いた。 ◆「省略する」は「簡単にする...
ことば

昔の中学はそこはかとなく学問の薫りがした。国語教師の鉄板ネタは「恋のお話」

教科が好きになる役に立つ?脱線話 ◆今もそうだと思うが、先生がもっと尊敬されていた時代の話である。テレビでは中村雅俊さんの学園ドラマが流行っていた。先生はヒーローだった。そして、中学は学問の薫りがした。 うえの上には何がある ...
ブログ

心を調えるには、まず体を調えよ。全てを語る背中に己の目を向けよ

「目前心後 背中」 輪橋山徒然話。「男は背中で語るというけれど…」の背中の話だ。 「あなたから一番遠いところ」にあるもの なぞなぞである。 Q   まるい地球で、「あなたから一番遠いところ」にあるものは何か? ヒント ...