まず「欠気一息(かんきいっそく)」あなたがあなたであるためのシフトチェンジ

公園ブログ
公園

いつでも丁寧に自分の心に向き合うために

◆自分は「ひきこもる」とか「鬱にのみこまれる」とは、無縁の人間だと思っていても、「最近眠れない」「食欲がない」「だるい」とか身体に変化があれば要注意だ。自分は大丈夫だと「たかをくくらない」で、いつでも丁寧に自分の心に向き合うことを忘れてはならない。

◆丁寧に自分の心に向き合う方法、マイナスに振れた気持ちを転換する術を知っていることは、この厳しいストレス社会・世の中を生きていく上では大切だ。

「欠気一息(かんきいっそく)」という術

◆その術の一つに「欠気一息(かんきいっそく)」がある。この欠気一息とは坐禅に入る前に呼吸を調える方法である。▶︎浜田道圓師「息を大切に」

◆簡単にいうと、深呼吸だ。深く息を吐き、ゆっくりと息を吸うだけのことだ。しかし、これを繰り返し、意識することで自然に、自らの呼吸が大きく深くなっていく。今まで、浅く、はやかった呼吸が深く、ゆっくりと変えていく。このことを呼吸が調(ととの)っていくという。興奮して、浅くなっていた呼吸を深く、ゆったりとした呼吸に導いていくのだ。この時心も落ち着きを取り戻しているはずだ。

「呼吸を調える」ということとは

◆この状態は、呼吸を調えることで、心が調っていくことだと理解できる。つまり、身体的機能である呼吸にアプローチすることで、心に「よき」変化が生じさせるのだ。

◆つまり、日常生活において、呼吸を坐禅の呼吸法にシフトチェンジすることで、心を一旦リセットし、リフレッシュするのだ。

「欠気一息」に挑戦

◆「欠気一息」とは、まず、鼻から大きく空気を吸い込む。次に、口から吐き出す。肺で呼吸をするのではなく、腹式呼吸を意識する。一息とあるが、数回おこなってみる。この時、口から吐くときに少し口をすぼめて身体の奥から方から空気を出すようにするとよい。さすれば、自然に呼吸が深くなっていく。自然に変わっていく自らの呼吸を味わっていくのだ。この時、背筋もまっすぐに伸びているはずだ。そして心は、例えば怒りに満ちた感情も、不安に苛まれていた心とも無縁の状態に近づいていくのだ。

「間」を生み、愚かさに気づかせる

◆「欠気一息」は、魔法の術ではないが、我々の人生に襲いかかる荒波の中で、自らを保つための一つの術になりうるのだ。この術をそれぞれが試し、あるいは鍛えていただきたいと思う。「欠気一息」が「それを言ってはおしまい」のその一言を飲み込ませ、間を生み、その愚かさにも気がつかせる瞬間もあるはずだ

◆「あなたがあなたであるためのアイテム」に加えてはどうか。

今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで

◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。

◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。

◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。

 

 

コメント