人からではなく、AIから買う時代へ。彼の仕事は「需給の最適化」という「効率化」

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輪橋山徒然話 人ではなくAIから買う時代へ

◆大手コンビニはコンビニの無人化の実現を目指している。人手不足に起因する24時間営業問題を解決する施策なのだ。

コンビニコーヒー140円

◆不覚にも、コンビニのカップコーヒーの値段が上がっていたことに気が付かなかった。レジで120円の絵を指さして、120円を置く。すると、脇の方に小さく書いてある140円を大柄な店員は指さし返した。

◆なぜ、税込の値段を大きくしておかないのだろう。そもそも、税抜きの価格など何の意味があるのだろうか。きっと、20円値上がりの根拠なのだろうが、これは、たぶん「無能な人間」のしたことだ。※100円▶︎110円↑ 120円が140円↑

◆別の店では、そばにある機械を指さされた。支払い方法を選び、精算する機械である。レジ係はもういらないのだ。

◆ファミレスもタブレットで注文するとロボットが運んできた。支払いは精算機。そうなれば店の人とは合わない。

                  無人コンビニ映像

食品ロスとAI

◆それにしても、あっちでも、こっちでも値上げの話。そんな中で「本来食べられるはずの食品ロス(フードロス)」は、ますます大きな問題だ。

◆数字で示されると更に驚く。

◆令和2年度の食品ロス量は国民1人当たり、1年で約41キロに上るという。これは1日だと約113グラムの計算になり、毎日軽く茶碗1杯分のごはんを捨てていることになるそうだ。

◆スーパーマーケットやコンビニ、小売店でも、商品値引きのタイミングを考え、売れ筋やそうでないメニューを把握することは「いろはのい」である。ずっと人間の経験や「かん」に頼ってやってきた。しかし、最近では、コンビニやスーパーでも人工知能(AI)を活用しはじめた。

「需給の最適化」

◆ここでのAIの仕事は、「需給の最適化」である。これによって、売れ残りや過剰な在庫を減らし、収益を上げるのだ。

◆AIの仕事は学習することから始まる。まず、過去の販売実績を学習する。例えば天気と売り上げの関係。あるいは、時間や来店者数さまざまなデータだ。AIは廃棄が1番の損失と捉えるだろう。重要な仕事が、たとえば売れ残らないように、値引き額?を考えるなど戦略を立てることになる。

◆そして、戦略に沿って、その日の売上が最大になるように値下げ額を決定し、値下げシールを印刷するのだ。「AI考え通り」に従業員は売れ残り品に、そのシールを貼る。

AIと人間の共存への課題

◆ここで問題なのは、AIを参考に、最後はそこで働く人の裁量でという「やりがい」につながるようなシステムなのだろうかということだ。それとも人間は完全にAIの「コマ」となり働くのだろうか。上下の問題だ。もし、AIの「コマ」として働く人には、責任がない分、充実感、達成感が生まれにくい。やりがいがなければ笑顔はない。

◆みなさん思い出して欲しい。

◆以前あった光景は、値引きシールをこっそりはるのではなく、「そろそろ時間だねぇ。ちょっと早いけどいいや。奥さんどうかねぇと…」とスーパーや商店で見かける風景だった。「いらっしゃい」という店員と顔馴染みとお得意さんという人間関係があったと思う。つまり、気持ちよく買えるし、気持ちを込めて売れる。だから、また、客は「ひいき」にし、店はお得意様にした。気持ちよい人間関係がそこにあった。

究極の効率化に向けて

◆一見効率的であり、完璧であるだろうAI戦略。しかし、そこに、働く人の「やりがい」と「笑顔」が無くならないのか心配だ。家人が言った。「コンビニ? 無人になるよ、きっと …。」家人がいうには、次の効率化は「人件費」だそうだ

◆家人が大好きなのは、産直。車で20分以内圏内に、5つも6つもある。そこには、持ち込みの生産者の名前入りの品物が並ぶ

 

今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで

◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。

◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。

◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。

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