右と言えば右に、左と言えば左に動くという生きた改造昆虫サイボーグゴキブリの憂鬱

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「サイボーグゴキブリ」

◆輪橋山徒然ブログは、またまた神に一歩も二歩も近づいた人間の科学力について考えた。

「サイボーグゴキブリ」 映像

改造人間のカードとスナック

◆「シン・ウルトラマン」に続き、今度は「シン・仮面ライダー」だそうだ。

◆「ウルトラマン」は宇宙人。仮面ライダーは改造人間だ。

◆小学校高学年。私は、仮面ライダースナックを買い、食べ、懸賞で当てたアルバムに「仮面ライダーカード」を集めた。宝物だった。周りでは、スナックに飽きて食べずに捨てる「不届きもの」が続出し、とうとう学校からカード禁止とされた。日本全国のPTAが怒っていた。ある意味無敵のPTAという存在をこの時に知った。

◆映画公開の記念なのか「シン・仮面ライダーチップス」(カード2枚付)が売り出されるそうだ。120円だとか。なんとしても「欲しい」。

仮面ライダーとは

◆仮面ライダーをおさらいしてみよう。主人公、本郷猛(藤岡弘)はサイボーグだ。番組は本郷猛が世界征服を企てる悪の秘密結社・ショッカーに捕われ、ベッドに縛りつけられているところから始まる。

◆仮面ライダーの無敵の能力は、実はこのショッカーによる手術で与えられる。

◆驚異的なジャンプ力とキック力と仮面の特徴からわかる通り、仮面ライダーは、バッタの能力を持つ改造人間、つまり、サイボーグなのだ。

◆仮面ライダー本郷猛は脳を改造される寸前、アジトからの脱出に成功する。それからは、毎週、毎週ショッカーが送り出す怪人たちを次々と倒していく。

 

「サイボーグゴキブリ」のサイボーグとは

◆さて、現代にもとうとう「サイボーグゴキブリ」というかっこいい名前を持つ「サイボーグ」が登場した。

◆まずサイボーグとは、「宇宙空間や海底などの特殊な環境に順応できるように、人工臓器でからだの一部を改造した人間」「改造人間」である。具体的には、義肢や人工関節のほか、人工臓器である人工内耳や人工血管などもそうだろう。つまり、機械と人体が一体となり、意識することなしに機械が自律的調節系として働く、人間・機械統合体のことだ。

◆私は、両目の白内障の手術をし、人工レンズを入れているので一応「サイボーグ」だ。

 

「改造ゴキブリ」の生体

◆さて、「サイボーグゴキブリ」=「改造ゴキブリ」を作るには、生きた本体が必要だ。その生きた本体としてセレクトされたのが「マダガスカル」の森に住むゴキブリだ。

◆「マダガスカルゴキブリ」は、なんでも手に入るアマゾンで2200円。「つがい」で購入できる。このゴキブリは体長が6〜7㎝。カブトムシやクワガタよりも大柄である。色は茶色。

◆そもそも99%のゴキブリは害虫である。しかし、「マダガスカルゴキブリ」は病原菌を撒き散らすようなことはない。だから、世界中でペットとしても人気があるそうだ。また、このゴキブリは食用にも適していて、天ぷらにすると川海老の味がするのだとか。

◆このマダガスカルゴキブリはなんと5.6年の寿命を持つそうだ。環境に対する耐性も高いのだ。更に都合が良いことに、羽がないぶん移動距離も狭いのだ。

◆このサイボーグは理研が開発し、災害現場での活躍に貢献できるだろうとしている。ゴキブリ本来の能力を損なわずに無線で操作でき、体には光電池による充電システムを備えているそうだ。公開されている画像を見るとメタリックで、実にかっこいい。

◆なぜ、生体でのサイボーグを選択したのかといえば、昆虫型のロボットは小さく製作が困難であるからだ。

◆また、生体に装着するよさとして、ロボットだと危険を回避するさまざまなプログラムを作る必要があるが、生体の場合はその能力を初めから持っている。危険があれば、自ら考え自力で回避できるのだ。

終わりに

◆しかし、背中に付けられた電極が右と指令を与えれば右に体が勝手に動き、左の指令では左に動かなければならない、「サイボーグゴキブリ」いったいどのような気持ちなのだろう。自由が突然奪われ、さぞかし憂鬱な日々なのかもしれない。

◆人類は生き物を自由に操るという神の領域に、またまた一歩進んだことになるのだろうか。さてさて次はどんな発明があるのだろう

今日も深呼吸と合掌とオンニコニコと一筆付箋写経

深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。

「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。

◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」といつでも清々しく保つための術「付箋写経」の輪橋山徒然話でした。

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