怒りは脳内で快楽の化学物質が生じさせる。怒りは一種の快楽なのだ。

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ひなぎく

「怒りの90秒システム」発動

「90秒システム」とは?

◆荒々しい言葉や表情になりそうになったら、どうしたらいいだろうか。相手の言動によって火をつけられた心をどう扱えばよいのだろうか。

◆そのときを、なんとしてもやり過ごすことが大事だ。しかも、たったの「90秒」だ。

◆これには、次のような根拠がある。「90秒システム」だ。

◆カッとなると、脳の回路に化学物質が放出されるそうだ。しかし、その化学物質はたったの「90秒」で消えるそうだ。そして、この怒りに導き、興奮させる化学物質は誰にでも生ずる。しかし、その影響はたったの90秒なのだ。90秒やりすごせばいいのである。実はだれにでも平等な90秒なのである。

夕陽

夕陽

ひょっとした「怒る自分に酔っている状態」?

◆それを過ぎてもなお、どんどん怒りが「エスカレート」とするのは、怒ることをという貴方が「選択している」からなのだ。

◆言葉を変えるならば「怒り」に酔うことを選択しているのかもしれない。これは、ある意味「恥ずべきこと」であるかもしれない。「怒る自分に酔っている状態」なのかもしれない。それがわかれば、理性で対応できそうだ。

「90秒」で理性が取り戻せる!

◆「怒りの気持ちをやりすごす時間」は、この「90秒」である。「90秒」で理性が取り戻せる。このリセットまでの「90秒」興奮をどう過ごすのか準備しておけばよいのだ。

◆たとえば、深呼吸をする。ゆっくり息を吐き、たっぷりと吸う。これだけだ。心を整えるには、身体を整えるのだ。背筋をピンと伸ばし、ゆっくりと深く呼吸するのだ。

心を整えるには、身体を整えるとは!!

◆私は「禅」について学ぶ中で、心を整えるには、身体を整えることを教えられた。

◆例えばゆっくりと深く呼吸することだけ集中する。もしも、それがすぐにできなかったら、取り敢えず体の息を全て吐く。さすれば、体から息が吐いた分入ってくる。これを、ゆっくり、深くと言い聞かせて、繰り返せばよいのだ。その時には、背筋を伸ばし、首は立てる。体を深い呼吸をすることだけに全機能を集中させる。慣れるともっと様々な体の機能が呼吸することに向けられていることに気がつくだろう。俯瞰である。

自分を客観視

◆深呼吸し90秒経った後に、それでも、まだ「怒りたい」と考えるなら、それは自分が「怒ることに意義を見出し」選択したことだから、「怒れ」ばよい。その時には、少なくとも「怒る」自分を客観視できているはずだ。

◆もう一歩進めて、怒りを選択せずに、別の方法で怒りを表現することもできるかもしれない。

今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで

◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。

◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。

◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。

 

 

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