2024-5-8 「小さなことに、大きな愛を込めること」
◆マザー・テレサの慈愛
私たちには偉大なことはできません。
しかし、小さなことに、大きな愛を込めることはできるのです マザー・テレサ
◆インドのスラム街で活動するこの修道会の仕事の一つが路上生活者の炊き出しだ。
列を作って待っている人々に、シスターたちがパンとスープを配る。
そのシスターたちの労をねぎらいながら、
マザー・テレサは、いつも、次の三つのことを問いかけ、確かめたと言う。
あなたたちは、
受け取る一人ひとりにほほえみかけたでしょうね。
ちょっと手に触れて、ぬくもりを伝えましたか。
短い言葉がけを忘れはしなかったでしょうね。
◆マザーテレサの問いかけにはどのような意味があるのだろう。
◆カトリックのシスターである渡辺和子さんが、その著書『置かれた場所で咲きなさい』の中で、マザーテレサのことばの意味を次のように書かれている。
「生きていてもいなくても同じ」と考えているホームレスの人たちに、「生きていていいのですよ」というメッセージを、ぬくもりと優しさで伝えるほほえみであり、短い言葉がけです。言葉には、そこに愛が込められている時、「起死回生」の力があるのです。
◆「起死回生」とは、死にかかっている病人を再び生きかえらせること。滅びかかっているものや事業などを、再びよみがえらせることをいう。
◆つまり、「小さなことに、大きな愛を込める」こととは、炊き出しを通して、希望を失っていた人に生きる勇気を与え、萎えた心を蘇らせる大きな愛の実践なのだ。「どうぞ食べ物を持っていってください」という調達だけではないのである。
◆「小さなことに、大きな愛を込める」とは、よりよく生きるためのヒントになる言葉にも思えてくる。毎日の暮らしの中にある様々なことに「大きな愛という意味」をこめてみる。すると、どうだろう。見慣れたはずの目の前にある景色が違ったものに見えてくるから不思議だ。
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