「芸能人格付けチェック」は本当によくできている
ワインの格付けチェック
◆「きっとわざとやっているのだろう」と思うほど「やらかしてしまう」。来年のお正月もあるのだろう。かの「芸能人格付けチェック」は、とてもよくできている。
◆その中で、100万円ほどの“高級ワイン”と、5,000円程度で安いワイン”(私には安いとは言えない)の2本で行われる“ワイン”による格付けチェックは、いつも波乱を巻き起こす。
◆値段を聞くと両者には驚くような差があるのだが、ワインというのは奥が深いらしく、自称ワイン通が間違ったりする。中には「おいしいのはAだが、100万円のワインはB」という答えがあったりする。つまり、20倍の価格差があっても、なお「おいしさ」と値段が一致しない奇妙な飲み物が、つまり高級ワインなのだということを教えてくれる。
15億円のストラディバリウスチェック
◆また、「15億円のストラディバリウスの音色はどっち!?」の音の格付けも定番だ。「みなさまもご一緒にお考えください」と視聴者も参加できるところがワインとは違う。さすがに15億円となればわかるだろうと思うが、私は、格付けを下げられ、「さらされる」芸能人と同様で1/2の確率だ。
◆視聴者に特別で答えを明かされても、明確な判断はできない。ただし、よくいわれるのは、ストラディバリウスの古さが聴こえるというのだ。ストラディバリウスは17〜18世紀のバイオリンであるために、古い音、あるいは枯れた音がするそうだ。そんなことを言われても、私の場合全くわからない。ただし、逆に「真っ直ぐな音」、若い音はなんだか聞きわけられそうだが…ストラディバリウス動画
◆この楽器の値段は15億円と20万円。7500倍である。そのような圧倒的な開きがあるのに、そう簡単には聞き分けられない。ということは、演奏者や聞き分けられる人だけが楽しむためだけに、値段が7500倍の楽器を使う意義があるのだろう。
ブランドに反応する「脳」
◆ただし、こんな記事も読んだ。朝日新聞の天声人語の2019/11/30 「脳はどうもブランドに反応してしまうそうだ」という記事だ。このワインは高価なワインだと説明されて飲むと、すなわち高級品だといわれて飲むと、脳の快楽を生み出す(いいなぁと思い陶酔する)部位が反応するのだそうだ。
◆このワインは高級だと言われれば、その脳の部位は活性化し、この演奏はストラディバリウスだと言われれば陶酔させる快楽成分を分泌するのだ。
ストラディバリウスの7500倍の意味
◆もしかしたら、ストラディバリウスの7500倍の意味は「ブランド意識」に強力に働きかけ、その名を聞いただけで快楽成分を分泌させるための方策なのかもしれない。「違いがわからない人」がその聞き分けられる人と同様に楽しみ、究極の陶酔に浸らせる役目が「7500倍」にあるのだ。バイアスを生み出すのだ。
◆ということは、違いのわからない人でも、聞き分けられない人でも、脳はそのブランドに反応し、快楽物質を分泌させるのであれば、楽器は高い方がよく、ワインもより高価なほうがよいのである。
◆聞こえなくても、味音痴でも脳内を幸せで、いっぱいにしてくれるのが「ブランド効果」。だから「ブランドは高価」なのだ!?
今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
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