高速も人生も失敗した時に試される。逆走などという暴挙は選択してはいけない

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高速も人生も失敗した時に試される

◆今日の(すべ)はとは「高速も人生も失敗した時に試される。二次被害への備えよ」ということ

逆走

NEXCO東日本のHPに次のような記事があった。

◆全国の高速道路では、概ね2日に1回逆走がある。そして、その逆走の約6割は、インターチェンジ(IC)、ジャンクション(JCT)で発生し、逆走した運転手の年齢は、65歳以上が69%、うち、75歳以上が48%を占める。

◆まったく「人ごと」ではない。特に、田舎のサービスエリアは小さくて、風景も同じ。一瞬どっちだと思うことがある。まして、シンと静まり返った無人(たぶん)の料金所から、高速に乗るような場合は混乱する。

◆生来、インターチェンジ(IC)では、方向音痴の性分なので目的地と反対側に乗ってしまったことは、1度や2度ではない。逆方向の場合は、次のインターまで戻ることになるが、20分かかるとすると往復で40分。山道ならばもう一度下って、もう一度登る。致命的な遅れとなる。まして、帰りもまたここを通ると思うと…

◆しかし、まだまだボケてない、大丈夫という自信と時間は戻ってこないが、「特別転回」という制度を使えば「料金は払うことなく」、「安全に引き返すこと」だけはできるのだそうだ。キーワードは「二次被害をおこさない・二次被害にあわない」ことだ。それを忘れてはならない。

 

特別転回制度

◆NEXCO東日本は「特別転回」を次のように紹介している。

▶︎目的のインターチェンジを通り過ぎてしまった場合は、高速道路上でUターン(転回)やバック(後退)はせず、そのまま走行し、次のインターチェンジで降りてください。

▶︎インターチェンジ出口では一般レーンをご利用いただき、料金の精算前に、料金所スタッフにお申し出ください。(ETCをご利用のお客さまは、事前にETCカードをETC車載器から取り出したうえで、「一般」レーンまたは「ETC/一般」レーンに進入してください。)

◆つまり、一旦次のインターチェンジにまで進行し(その際、カードは抜く)、そこで「ETC/一般」レーンを探し、そこで「特別転回」を申請するのだ。そうすると、安全に方向転換をさせてくれる。料金も発生しない。実際にやってみてPOSTすればよいのだが、この検証は、そのうち、また失敗した時に。

 

二次被害への備え

◆特に注意したいのは、ここでも二次被害の危険があることだ。特に、料金所付近Uターン(転回)は大変危険だということ。あせる気持ちは「深呼吸でやりすごし」料金所スタッフが指示・誘導に従うのがよい。

◆高速も人生も失敗した時に試されるのだ。あなたの大事な人生、逆走などという暴挙は選択してはいけない。二次被害を起こせばその身まで滅ぼしてしまうのだ。だから、心にはいつも「深呼吸」と「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。

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