家人のお気に入りの名探偵コナンは人生を教えてくれる
名探偵コナンの名言
◆幾つになっても家人は「名探偵コナン」がお気に入りだ。封切られた映画は全て観ているそうだ。
◆ストーリーもライバルもお気も設定も、1994年からほぼ三十年近く続く理由は、その台詞にあると話していた。
◆例えば、普段は仲のよい少年探偵団の光彦と元太がお互いに言い合う場面だ。それを聞いたコナン君の次のように言う。
「そこまでだ。2人ともそれ以上言うのは、辞めろ。一度口に出しちまった言葉はもう元には戻せねーんだぞ。言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで、一生の友達を失うこともあるんだ。一度すれ違ったら、2度と会えなくなちまうかもしれねぜ。」
◆名探偵コナンのファンの間で名言とされている。「名探偵コナン 沈黙の15分 (クォーター)のセリフだそうだ。
コナンくんの戒め
◆人間が感情的になり、「怒りが怒りを生み、一度堰がキレるともう止まらない。あっという間に川の流れが堰を壊して抑えられていたものが、どっとあふれでる。そうなればもうお終いだ。暴言が暴言を生む。コナン君はそこを戒めているのだと。
怒りが怒りを生まないために
◆さて、怒りは怒りを生む。返された言葉にまた怒りがとエスカレートする。思い出してはまた怒りがぶり返す。戒める名探偵がいない我々は、どうしたらいいのだろう。そんな時は、あれこれ考えず、一瞬意識の流れを止めることを「選択」して欲しい。つまり、俯瞰ことを「選択」するのだ。
◆その「選択」できたならば、次は「深呼吸」だ。心が体に影響することは事実である。心のバランスが崩れるととたんに体のバランスが崩れる。心が健全であれば、体も同じように健康でいられる。同じように、体にアプローチすることで心をコントロールできるからだ。
◆このアプローチ法は誰にもできて、非常に簡単だ。意識を「吐く・吸う」持っていくだけだから。呼吸が深くなれば、吐く息が長くなる。その時には心は落ち着いているはずだ。
日常生活の中で鼻息微通
◆日常の生活に深呼吸をする習慣を位置付けてはどうだろうか。椅子坐禅でもいい。背筋を伸ばして、「深く吐く、吸う」を繰り返すのだ。そのうちに「細く長い息」をしている自分に気がつくはずた。
◆道元禅師は『普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)』で、呼吸について「鼻息微通(びそくかすかにつうじ)」とお説きになっている。「細く長い息を静かに続けよ」という意味である。しかし、そこに留まるだけではなく、ひと呼吸、ひと呼吸、大切に、丁寧に、細やかに味わい、観察する眼を持って坐ってみるがよいと。もう一つ、自らの中で何かが変わっていくはずだ。 曹洞宗 坐禅入門動画
今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
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