「タイムマシン」と「タイムリーフ」
時空旅行にはドラえもん型と時をかける少女型がある。
ドラえもん
◆ドラえもんクイズだ。
◆この道具は、全長が2.2メートル、全高1.28メートル、全幅1.6メートル、重量538キログラム、メビウス・ロータリーエンジンを搭載している乗り物である。おわかりだろうか。
◆ドラえもんの数ある道具の中で人気5には入る道具である。「空飛ぶじゅうたん」である。ドラえもんはこれに乗って未来からやってきた。
◆「ドラえもん」の「タイムマシン」は時間旅行用の乗り物だ。のび太くんの勉強机の引き出しが入り口になっていて、そこに浮かべてある「空飛ぶじゅうたん」に乗って時空を自由に移動することができる。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
◆また、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、「デロリアン」だ。この車には次元転移装置が搭載されている。機械やシステムを使って移動する。旅行先には、その時代を生きる自分が存在する。
◆この二つの映画に共通するのは、その時代に生きる自分を励ましたり、よい方向に導いたり、密かに応援するのだが、その世界の自分とは、あくまでも別人格である。ドラえもんに至っては遠足気分でこの道具を使うことも多い。
「時をかける少女」
◆それとは違い、「自分自身の意識だけが時空を移動し、過去や未来の自分の身体にその意識が乗り移る」「タイムリーフ」というもう一つの形がある。例えば「時をかける少女」はラベンダーの香でその能力を発動する。そして、行った先の体を拝借するのだ。
「JIN-仁-」
◆「JIN-仁-」もそうである。南方仁のタイムトラベル先は、文久2年(1862年)の幕末だった。仁は、近代科学の知識を駆使してペニシリンを西洋に先んじて開発するなど、矛盾を抱きながらも、その時代で生きる話だった。その時代に生きる自分に乗り移ることがポイントになる。
「ブラッシュアップライフ」
◆さて、交通事故で亡くなった主人公が、「現世」をもう一度「現世」からやり直すという設定のドラマが始まった。二度目の「現世」を赤ちゃんからやり直すのだ。ちなみに彼女の父も母も同じ、但し本人次第で現実は少し変わっていく。「ブラッシュアップライフ」というドラマだ。
◆「ブラッシュアップ」とは、よくすること、上を目指すこと、磨いていくことという意味なのだ。与えられたテーマは「徳」のある人生を生きること。よりよい来世を得るための「やりなおし」のお話だとか。
◆つまり、ブラッシュアップの主人公(安藤サクラさん)は、「タイムリーフ」しているのだ。過去にもどって、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように、その時代を生きる自分を脇からそっと見守るのではないのだ。このドラマの主人公は、過去の自分、このドラマでは生まれたばかりの「赤ん坊」に大人の意識が乗り移って、二度目の人生をやり直すのだ。だから、赤ん坊の心は33歳の女性だ。
「100万回生きたねこ」の「100万回生き死に」
◆このあといったいどうなるのだろう。
◆ここまで書いてきて急に心配になったことがある。このドラマ、33歳になるとにもう一度「ループ」しないかということだ。つまり、第3回目も4回目も人生を生き直すために「赤ちゃん」に戻るとか?お釈迦さまは前世の長い、長い物語で「何度も、何度も徳」をつまれ、その度に修行のために生まれ変わられたように。佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」が、「100万回生き死に」を繰り返したように。
なお
◆役柄は不明だが黒木華さんも登場するという。どんな役だろう。きっと、このドラマのゲームチェンジャーだと思う
今日も深呼吸と合掌とオンニコニコと一筆付箋写経
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」といつでも清々しく保つための術「付箋写経」の輪橋山徒然話でした。
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