お茶の効用と鉄分の相性
お茶効用
◆サザエさんの食卓には「水」や「お茶」はないという。まず食事中「水」「お茶」「コーヒー」は、食べ物をよく噛まずに「流し込み」してしまう習慣をつけ、そのため歯並びが悪くなったり、場合によっては食べ過ぎや肥満につながってしまうからだ。サザエさん食事動画
◆しかし、このお茶の効用はすごいものがある。
◆お茶独特の渋みは成分で茶カテキン。このカテキンは、悪玉菌には強い殺菌作用がある。お茶を飲むことによって腸内の善玉菌の勢力を増やすことができ、抗菌・ 殺菌効果が期待できまる。アミノ酸のテアニンやGABAには、リラックス効果もあるのだ。更に、発がんを抑える作用、血液中のコレステロ-ルを低下させる作用、老化を防止する作用、血圧の上昇や血糖値の上昇を抑える作用、抗ウィルス作用、虫歯を防ぐ作用、口臭を予防する作用など実に多くの効きめを持つのだ。そして、カフェインは、眠気を覚まし、運動中の脂肪燃焼を助ける効果がある。
◆更に、ビタミンCも多く、急須でいれたお茶1杯で1日に必要なビタミンCの10分の1を摂取することができるという。ほかにも各種ビタミンが含まれ、中でも多いのはカロテンやビタミンEだ。カロテンは緑黄色野菜に多く含まれ、がん予防に効果があるのではないか、と近年特に注目を浴びている栄養素でもあるのだ。
お茶は薬であること
◆もう一つ注意しなければならないことが「お茶」にある。
◆まず、忘れてはならないのは、お茶は薬であることだ。宋にわたり、禅宗とともに茶を日本に伝わった。栄西禅師の『喫茶養生記』という医学書があるが、「茶は、養生の仙薬なり、延命の妙術なり、山谷これを生ずれば、その地禅霊なり、人倫これを採ればその人長命なり」と養生の仙薬というのは、不老長寿を得ることができる、仙人の薬という意味だ。
お茶と鉄分との相性
◆実は、お茶やコーヒーに含まれる「タンニン」が鉄分の吸収と相性が悪いのだ。いや「愛性」が良すぎるのだ。
◆食事中のお茶は、食事で摂取した鉄分とタンニンが結合してタンニン鉄になり、吸収されずに、体外に排出されるというのだ。お茶成分が鉄分の吸収を妨げることがあるのだ。
◆鉄分は、血液中で酸素を運ぶ役割を担っている。欠乏すると酸素の供給が十分に行われず、いわゆる酸欠となって、疲れやすい、筋力が落ちる、めまいや立ちくらみがする。そして、鉄欠乏が引き起こすのは貧血だけではない。
鬱との関係も
◆更に脳内では神経伝達物質の合成がうまくおこなわれず、さまざまな精神症状があらわれる。例えば、ちょっとしたことで思い悩む、憂鬱な気分が長く続いたり、睡眠のリズムが乱れるようになると、これは、「鬱」の症状と同じだ。そのため、鉄欠乏の人がうつと診断されるケースもあるそうだ。
◆食事中のお茶の頂き方には、ちょっと注意が必要なようだ。
◆効果があるということは、その弊害もあることは当たり前なのだが忘れがちになるという輪橋山徒然話。全てに「よし」というものはもの世の中にはないのだ。お茶といえども万能ではないのだ。
今日も深呼吸と合掌とオンニコニコで
◆深呼吸で「心のデトックス」。一度息を全て「大地に」吐き出します。次に胸を広げて鼻から息をたっぷり入れます。最後は「吐く息は細く長く」です。呼吸をコントロールし、呼吸に集中。自分の心にアプローチ。
◆「自分の根っこ」に感謝。ここに自分があること。お父様、お母様。あなたの隣にいる人とそのご縁。これから出会う新しいご縁。全てに合掌しましょう。
◆いつもニコニコ怒りません。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は、自分もまわりも明るく・仲良く・イキイキと導くおまじない。「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」。
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