いのち

「遺体」は「ゆいたい」とも読む。これを相田みつをさんの「命のバトン」で考える

遺体と死体と命のバトン 過去無量の いのちのバトンを受けついで いま ここに自分の番を生きている ◆今回の輪橋山徒然話はこの「いのちのバトン」について考える。 死体と遺体の区別 ◆犯人は「死体」で被害者は「(ご)遺体」。もし...
いのち

人生の約1/10は「要介護」になる日本人と「ピンピンコロリ」のアホウドリ

アホウドリというけれど ◆アホウドリと見下した言い方は本当に失礼だ。英語では、「albatross(アルバトロス)」と呼ぶ。 ゴルフで3打少なく打つことをアルバトロスというが、これはアホウドリが翼と風を巧みに利用して、羽ばたくことなく何時...
いのち

まさかの薬不足と「血圧の薬はのみだしたら一生続けないといけない」理由

「そもそも血圧の薬とは」 今日の輪橋山徒然話は、「薬喰ひ」と「薬不足」。 「薬喰ひ」 ◆「薬喰ひ」は冬の季語である。しかし、薬は飲むもので、薬を喰ひ・食うとはいかなることであろうか。蕉門十哲の一人。江戸時代前期の俳諧師、各務支考に...
いのち

「新しい戦前?」 あなたは気がついていないのですか、「もはや戦前!!」ですよ

「もはや戦前」 ◆2013年12月4日の朝日新聞天声人語に次のような記事がある。 10年前のバイデンさん ◆「結婚式で 酔っぱらった親戚のおじさん」といえば、なんとなく想像がつく。本人はいい調子だが、あらぬ事を口走らないかと周りは...
いのち

他国を信頼し、協調し、信頼される我が国の理想はどこにいったのだろう

過度期 ◆コロナ禍、北の国の争い。防衛費もなんの議論もなく唐突に1兆円も増税だとか。 わたしが一番きれいだったとき ◆先日リールにPostした茨木のり子さんの詩を子どもたちにどう教えたらよいのだろう。 わたしが一番きれいだったと...
いのち

今日の輪橋山徒然話は、徘徊と若いカップルと母の介護の今井恵子さんと藤川幸之助さん

徘徊と笑うなかれ それぞれの介護にはそれぞれの形があり心がある。そして、「老」は誰にでもやってくる。 家族での介護 ◆私より10歳上だ。 ◆昭和27年生まれの今井恵子さんは、母親と娘二人と夫と5人家族だ。母親の介護という環境だ。...
いのち

100万回死んで、100万回生きた猫は、なにより「自分のこと」が大好きだった。

100万回生きたねこ(佐野洋子) ◆「100万回死んで、100万回生きた猫がいました。その猫は立派なトラ猫で、みんなに愛されて生きてきました。100万人がトラ猫を可愛がり、100万人がトラ猫の死を悲しんだのです。ねこは一回もなきませんでし...
いのち

生きることが辛いとか、苦しいだとかいう前に思い出してほしいお話

「とっておき」のお話 『一握りの土』ヴァン・ダイク ◆松山千春さんの「大空と大地の中で」動画に、「生きることが辛いとか 苦しいだとかいう前に」という歌詞がある。そんな気持ちになったときに思い出してほしい「とっておき」のお話がある。 ◆...
いのち

そこあるのは確かなのに見つからない。私たちが求める探し物といつもそうだ。

涅槃への橋 見つけたと思うと消えてしまうものばかりだという話 「カテゴリー植物の長命 屋久杉 日本」 ◆まず、今朝は「寿命図鑑」の「カテゴリー植物の寿命」からはじめよう。 ◆一度は訪れたいのが鹿児島の屋久島。私をひきつけるのは屋久杉だ...
いのち

ボールペン一本を最後まで、丁寧に使い切ることにさえ心が及ばない今の自分。

「寿命」を使い切ることとは   「寿命図鑑」 ◆「寿命図鑑」という、生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑がある。発行は2016年。イラストはやまぐちかおりさんで編集は「いろは出版」。生き物から宇宙までの全ての寿命を網羅してい...