ブログ

いつか、その荒々しい言葉はブーメランのようにあなたに向かって飛んでくる

「怒りが先行した荒々しい言葉」は何も生まない。 今日の輪橋山徒然話は、「その時の怒りの感情」のままに言葉を発するか、踏みとどまれるか…とくに「瞋 (とん) 」はあなたに返ってくる恐怖のブーメランになるのだぞという警鐘について考える。 「...
アニメに学ぶ

何をやっても「よい子に育つ」。ドラえもん「よい子バンド」の意味と「因果応報」

ドラえもんの説く「因果応報」 ◆大事なことも漫画で学ぶ輪橋山徒然話から、ドラえもんの話。 ◆ドラえもん14に「よい子バンド」という話がある。この話は「因果応報」の法話にしたいほど、大変よくできたお話だと思っている。 「よい子バ...
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「縁起」を「バタフライ効果」で考えると一人一人の可能性が見えてくる。

「ブラジルでの蝶の羽ばたきとテキサスでトルネード」 今日の輪橋山徒然話は、どのような些細なことでも、全ての結果は原因があってからのこと。そこには、人間の可能性が隠されているということ。 「スマホを落としただけなのに…」 ◆「た...
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宮沢賢治の「ポラーノの広場」が第九の合唱「歓喜のうた」の歌詞に。

理想郷 ◆お話は、博物局員のキューストが、少年ファゼーロから「ポラーノの広場」の伝説を聞くところから…。少年ファゼーロがいうには、「ポラーノの広場」は人々が集まってコンサートや歌を楽しむ理想郷だという。 「ポラーノの広場」 ◆...
いのち

100万回死んで、100万回生きた猫は、なにより「自分のこと」が大好きだった。

100万回生きたねこ(佐野洋子) ◆「100万回死んで、100万回生きた猫がいました。その猫は立派なトラ猫で、みんなに愛されて生きてきました。100万人がトラ猫を可愛がり、100万人がトラ猫の死を悲しんだのです。ねこは一回もなきませんでし...
コロナ禍と社会

注蓮寺から見下ろすと国道112号と、山と山の間を高架橋でつなぐ高速道路が見える。

森敦と注蓮寺と月山 今日より11月。山岳道路の蔵王エコーラインも鳥海山ブルーラインも11月4日より閉鎖という時期であるのに関わらず、天気がよく、風もない。月山方面で新蕎麦でもたぐろうと家人とで出かけた。しかし、お目当ての店はなぜか休業日。...
ブログ

保育園児の「健やかな成長」のためには「不機嫌がある」。「煩悩即菩提」である

煩悩即菩提 大声で泣ける保育園児 ◆自分の思い通りにいかないと大声で泣ける保育園児は、おじいちゃんの手にはあまるが「健やか」だ。 ◆ママのせいでも、パパが悪いといい、しまいにはおばあちゃんが悪いといっても「健やか」だ。それは、理由があ...
仏教

嘘は「悪」なのだが、手段として時には必要であるという「嘘も方便」

白雪姫の魔法の鏡足りないものは ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ ◆最近お寺での法事のあとで、先代住職の遺影などを目に入ったからなのか「最近、いよいよ似ておいでになりましたねぇ」などと声をかけて頂く事がある。褒めるところがないの...
いのち

そこあるのは確かなのに見つからない。私たちが求める探し物といつもそうだ。

涅槃への橋 見つけたと思うと消えてしまうものばかりだという話 「カテゴリー植物の長命 屋久杉 日本」 ◆まず、今朝は「寿命図鑑」の「カテゴリー植物の寿命」からはじめよう。 ◆一度は訪れたいのが鹿児島の屋久島。私をひきつけるのは屋久杉だ...
おまじない

「怒り」をすがすがしく「受け流してやる」方法 曽祖母のおまじない

「怒り」をすがすがしく「受け流してやる」方法 曽祖母のおまじない                                 2022,12,04. 成道会供養 お釈迦さまは、「智慧ある者に怒りなし。万一吹く風荒くとも、心の中に波た...