いのち

そこあるのは確かなのに見つからない。私たちが求める探し物といつもそうだ。

涅槃への橋 見つけたと思うと消えてしまうものばかりだという話 「カテゴリー植物の長命 屋久杉 日本」 ◆まず、今朝は「寿命図鑑」の「カテゴリー植物の寿命」からはじめよう。 ◆一度は訪れたいのが鹿児島の屋久島。私をひきつけるのは屋久杉だ...
おまじない

「怒り」をすがすがしく「受け流してやる」方法 曽祖母のおまじない

「怒り」をすがすがしく「受け流してやる」方法 曽祖母のおまじない                                 2022,12,04. 成道会供養 お釈迦さまは、「智慧ある者に怒りなし。万一吹く風荒くとも、心の中に波た...
ことば

「割愛する」は,省略とは違い、断腸の思いで、捨てたり、無くしてしまうことを言う

「割愛する」は,「省略」とは違う意味で誤用注意!! 「省略する」と「割愛する」 ◆「省略する」は、「簡単にするために一部を取り除くこと」だ。不要な部分を省く行為のみを指す。つまり、「あってもなくても、どちらでもいいもの」に対しては「省く...
ブログ

でんでん虫が背負う「殻」の中にいっぱい入っている「かなしみ」の正体とはだれにでもある

でんでん虫のかなしみ 新美南吉 ◆「ごんぎつね」の新美南吉さんの詩が絵本になっていた。こんな話である。 背中の殻には悲しみ ◆でんでん虫は、ある日突然、自分の背中の殻には悲しみが一杯つまっていたことに気付く。ショックだったのだろう...
ことば

「人生」を無駄にしないとは、「劫」の対極にある「今」。「この一瞬」が全てだということ

「いつやるの?」。「今でしょ 今日の術「いつやるの?」。「今でしょ」だ。林修先生のこの言葉は、道元禅師にもニーチェも網羅した奥の深い言葉だ。 「開経偈」より「百千万劫」 無上甚深微妙法 [むじょうじんじん みみょうほう] 百千万劫難...
ブログ

それらの問いには黙り、何も答えない。「無記」である。「毒矢のたとえ」より

今日はお釈迦さまの貫かれた「無記という術」である。 世の中には断言できないことがある ◆「死んだらどうなるのだろう」「この世の中はいつまで続くのだろうか」「霊魂は存在するのか」。実際に経験したことならば、それが「ある」「ない」とも断言で...
ことば

インドの「こんにちは」である「ナマス・テー」は相手の仏心を拝むことだ

今日の術(すべ)は合掌とその心 「ナマス・テー」 ◆インドの「こんにちは」は、「ナマス・テー」と声をかけ、合掌し礼拝するそうだ。この「ナマス」は「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」の「南無」に相当し、お辞儀することも意味している。「テー」...
ブログ

怒りは脳内で快楽の化学物質が生じさせる。怒りは一種の快楽なのだ。

「怒りの90秒システム」発動 「90秒システム」とは? ◆荒々しい言葉や表情になりそうになったら、どうしたらいいだろうか。相手の言動によって火をつけられた心をどう扱えばよいのだろうか。 ◆そのときを、なんとしてもやり過ごすことが大事だ...
おまじない

西有禅師の「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」は明るい方向に向けてくれる真言陀羅尼なのだ

西有禅師のは明るい方向に向けてくれる真言陀羅尼を教えた 「オンニコニコハラタテマイゾヤソワカ」とは ◆西有 穆山(にしあり ぼくざん)禅師のお話である。禅師は約200年前、1821年のお生まれだ。 ◆ある男が禅師さまに次のように尋ねた...