俳句・短歌・詩

ブログ

どうしても切るというのなら、満開の時に切ったらええ。満開の時に切る度胸があるのか

「姥桜」と「ソメイヨシノ」 「姥桜」 小泉八雲の怪談からはじめよう。 ◆「姥桜」(乳母桜)という話である。 「姥桜」 300年前(現在からでは400年前になろうか)伊予国温泉郡朝美村に徳兵衛という富裕な村長(むらおさ)がお...
ことば

島崎藤村の童話「書籍」と「と、日記には書いておこう 龍角散」について考える

「と、日記には書いておこう 龍角散」 ◆昭和49年にこんなCMがあった。覚えているだろうか。龍角散トローチ280円。マドンナはセーラー服の村地弘美さんだ。                                         ...
ことば

一度ついたレッテルは剥がれない 例えば、「狂癡愚」は最高の境地を示す漢字なのだ

「狂」「癡」「愚」 ◆取り扱い注意の3文字が今日の主役だ。 白川静先生の「ひいき」3文字とは ◆何か新年にあたりよい言葉はないかと思って探していたら一つのコラムが目に止まった。平成14年1月3日の天声人語だ。「狂」「癡」「愚」を漢...
いのち

まさかの薬不足と「血圧の薬はのみだしたら一生続けないといけない」理由

「そもそも血圧の薬とは」 今日の輪橋山徒然話は、「薬喰ひ」と「薬不足」。 「薬喰ひ」 ◆「薬喰ひ」は冬の季語である。しかし、薬は飲むもので、薬を喰ひ・食うとはいかなることであろうか。蕉門十哲の一人。江戸時代前期の俳諧師、各務支考に...
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